萵苣猫雑記

tayamaの雑記

起承転結とClariS「コネクト」

〇概要

本稿では、私が(勝手に)起承転結サビとよんでいるアニメソングの概念について説明し、その希少性について述べ、ほとんど完璧な起承転結サビである「コネクト」(ClariS 作詞・作曲:渡辺翔)の1番のサビについて上記の観点から解釈します。


〇アニメソングのサビの構成について


たいていのアニメソングのサビは、サビの冒頭部分を15秒ほど後にもう一度繰り返します。その理由はよくわかりませんが、この構成はわたしたちの無意識にすっかりしみ込んでおり、「アル晴レタ日ノ事」というメロディが、もう一度繰り返されるとどこか安心するものです。

とはいえ、全く同じメロディを2度繰り返したのでは曲が終わりません。自然、繰り返される冒頭部分に続くメロディは、1回目と2回目で違うものとなります。
その後、いわゆるサビ後としてさらに部分が追加される曲もありますが、ひとまずこの記事では2回目の繰り返しがひと段落するところまでを「サビ」と呼び、独立した考察の対象とします。

さて、今話題にしているアニメソングのサビは、以上の考察から、繰り返されるメロディと、その2つに挟まれた部分、2週目の繰り返し以後の部分の4か所に分割されることになります。「ハレ晴レユカイ」の例でいうと、

 

アル晴レタ日ノ事/魔法以上のユカイが/
限りなく降りそそぐ/不可能じゃないわ/
明日また会うとき/笑いながらハミング/
嬉しさを集めよう/カンタンなんだよ こ・ん・な・の/

 ハレ晴れユカイ」(作詞:畑亜貴*1

 

の改行で区切った四部分に分かれます。もちろんこの後も「追いかけてね…」と曲は続きますが、本記事では上の4行のみを対象とし、基本的にはそれで終わる曲のことを念頭に置いています。

 

メロディすなわち曲の純粋に音楽的な部分がある規則に沿って分割されるとなれば、歌詞すなわち言語的・意味的な領域にもそれに引っ張られたなにがしかの規則、法則性、セオリーがあると考えるのは自然です。

それを探ってみましょう。

ひとまず、3点ほど並べてみます。上記の規則通りに4部分(以下この1部分を「文」とよびます)に分け、それらの意味的な関係性に注目してみましょう。

 

Looking! The blitz loop/This planet to search way/Only my railgun can shoot it/今すぐ/
身体中を 光の速さで/駆け巡った 確かな予感/
掴め! 望むものなら残さず/輝ける自分らしさで/
信じてるよ あの日の誓いを/この瞳に光る涙/それさえも強さになるから/

「only my railgunonly my railgun」(作詞 :八木沼悟志 yuki-ka)*2

 

遥か先で 君へ 狙いを定めた恐怖を
どれだけ僕ははらい切れるんだろう?/
半信半疑で 世間体 気にしてばっかのイエスタデイ/
ポケットの中で怯えたこの手はまだ忘れられないまま/

「イエスタデイ」(作詞:藤原聡)*3

 

赤く染まった空から/溢れ出すシャワーに打たれて/
流れ出す 浮かび上がる/一番弱い自分の影/
青く滲んだ思い出隠せないのは/
もう一度同じ日々を/求めているから/

空の青さを知る人よ(作詞:あいみょん*4


1つめのonly my railgunはほとんど無秩序と言っていい歌詞で、分割された4文に連関を見て取るのは困難です。これは1番の歌詞ですが、たとえばどこかの文を2番の歌詞と入れ替えても大きな違和感はありません。全体として『とある科学の超電磁砲』を連想させるワードが並んでおり、その選択自体は見事なものの、それらは単なる並列にとどまっています。

一方、あとの2つは(どちらも今年度公開されたアニメ映画の主題歌です)、いずれも、1行目と2行目、3行目と4行目が意味的にセットになっています(「イエスタデイ」の3行目4行目は若干微妙ですが…)。「only my railgun」のように、部分的に2番と入れ替えるなどした場合、たとえこの曲を知らない人でも大きな違和感を覚えるでしょう。しかし、2行ごとの組に関しては入れ替えることも不可能ではありません。もちろん、今の組み合わせがベストであったり、青と赤で対句をなしていたり、微妙に話は続いていたりと、違和感がないわけではありませんが、組み換え自体は不可能ではありません。

さて、以上をまとめると、

  • only my railgun」は 1-1-1-1 と最小単位の1行を4つ並列することでサビを形成している
  • 「イエスタデイ」「空の青さを知る人よ」は2-2と2行で構成される、(あえて言えば)2連によってサビを形成している。

となります。つまりは、前者が1文を最小単位としてサビの歌詞を構成している一方、後者は2文を最小単位として歌詞を構成しています。

さて、このようにまとめると、当然、「4行を最小単位とする1連から成る4のタイプのサビはありえるのか?」という疑問が湧いて来ます。

 

この、「4行からなる1連で形成されるサビ」こそ、まさに私が「起承転結サビ」と呼んでいるものになります。


〇「結のリズム」=「並列」と「起結のリズム」=「問-答」


ここまでストレートに話が進みましたが、以上の概念を実際に適用しようとすると、遠からず様々な困難(最小単位って何? 意味的なつながりって具体的にはどういうこと?)に突き当たり、分析に行き詰るので、もう少し整理し、ある程度抽象化したうえで起承転結アニメソングの採りうる形を絞りましょう。その際、多少アレンジするだけで絶大な効果を発揮するのが、その名にある「起承転結」という概念なのですが、4に行く前にまず1と2をもう少し見ます。

only my railgunのような形を「結のリズム」と仮に名づけます。これは先ほども言った通り単なる並列で、そこまで難しくありません。アニメソングのサビは4つに分かれるといいましたが、この「結」のリズムは3(結結結)にでも5(結結結結結)にでも適用可能です。

もう少し見る必要があるのは2のリズム、「起結のリズム」です。4は2で割れるので、その区別をするためにも重要です。さて、「起結」のリズム、すなわち2を最小単位として構成されるリズムは、音楽に限らず様々な領域で普遍的に適用可能な概念化と思います。緊張と開放、という説明もありえますが、私が思うに、それらの最も理解しやすい例は、「問」(問題提起)と「答」(解答)です。問はれることで聞き手の心には疑問が起こり、それが解決されるまで緊張は解けません。

先ほど挙げた「イエスタデイ」の1-2行目と「空の青さを知る人よ」の1-2行目は文章の途中で文を分けることで1行目→2行目の間に緊張感を出しています。そして、「空の青さを知る人よ」の3→4行目は、まさに「青く滲んだ思い出」を「隠せない」理由を暗黙に問うています。


〇「起承転結のリズム」


順番から行くと、次は3を最小単位とするリズムを考えたくなりますが、今回分析対象としているアニメソングのサビには適用できないため割愛します。*5
いよいよ4です。2を基礎づけるイメージが問と答だとすれば、4を基礎づけるものは何でしょう?


すべてとは言いませんが、その最も主要な例は「起承転結」だと私は思います。

 

といっても、「起承転結」という概念は非常に曖昧で、そのままではほとんど意味を伝えることができません。およそ日常生活でこの言葉が反証可能なものとして語られるのを私はめったにきいたことがありません。(「あの漫画は起承転結がなってない」という批評ほどあてにならず、反証可能性のない例もありません。この概念の多義性はGoogle画像検索に入れて出てくるものを見るとよくわかります)
というわけで、起承転結とされるよさげな例をWikipediaから引いて、再定義しましょう。その過程でここで語る「起承転結」が実際に流通されている意味とは異なったオレオレ用語になってしまう恐れもありますが、そんなことを気に留めるつもりはありません。どうせ使えないものなのだから、自由に組み換え、使える部分だけ使えばいいのです。

起承転結 - Wikipedia

この説明によれば、元々は漢詩の作詩法のようですが、そのあとの頼山陽が語ったとされる例が最もわかりやすいので、それをもとに考えます。

 

起 大阪本町 糸屋の娘
承 姉は十六 妹が十四
転 諸国大名は 弓矢で殺す
結 糸屋の娘は 目で殺す

 

「起承転結」はともかく、誰でも一読して、この文章の面白さというか意外性、リズムは感じ取れると思います。

では、この文章のどこが面白いのか考えてみましょう。

面白いのは3文目です。この文は前の文の流れと全く異なっています。前の2文では糸屋の娘の話をしていましたが、ここでいきなり「諸国大名」が出てきます。確かに面白い趣向ではありますが、このままいくと意味のまとまりが崩れ、ただの見掛け倒しです。

そんな危機からこの文章を救っているのが4文目です。4文目を読んではじめて、3文目の「?」な「諸国大名」が糸屋の娘を描写するために引いてこられた例であることがわかり、この文書が糸屋の娘を描くという統一的な志向に貫かれていることが明らかになります。

3,4文目で、この文章の魅力はわかりました。つまり、「転」でこれまでの流れを裏切り、しかしその逸れた流れを「結」で元の流れに回収することで、単に描写を連ねることだけでは得られない意味の広がりを得ているのです。そして、文意が「結」で裏切られるためには「これまでの流れ」が必要になります。「流れ」をつくるための最も単純な手段は同じ内容を二度連ねることです。こうして「起」「承」が要請されます。

このように4文で作られる文は、その性質上4つ集めて初めて文意が明らかになり、分割することはできません。真ん中で区切った場合、前2つはまだ結結のリズムとして成立するものの、転と結はバラバラになってしまいます。


以上をまとめ、この記事で使う「起承転結」の意味を明確にします。

 

  • 起承転結は4つの文章からなる1つの意味のまとまりで、それ以上の分割すると意味的なまとまりがなくなる
  • 起-承と似たものを並べて連続させたリズムと関係ないものを転でぶつけ、結でそれらが実はひとつながりのものであったことを示す


特に、今後よく出てくる起結起結と区別するポイントとしては、

  • 1-2行目、3-4行目をべつのもの(2番の歌詞など)で置き換えたとき、意味が明らかに破綻する
  • とくに3→4行目の移行がそれ単体では理解できない。(あくまで1→2行目の延長として4行目があるため)


(2番目の話があるので、うまく行かなかった起承転結は起結起結というより起結起起と認識されることが多いです)

 

では、以上の例をアニメソングに応用してみましょう。


〇アニメソングの中の起承転結


まずは小ぶりな例(それでいて完成度は非常に高い)を挙げます。

 

四季折々
色とりどり/
のんびりな
Everyday/

おーぷん☆きゃんばす」(作詞:ZAQ*6

 

1番サビの冒頭部分なので、今までの前提からは少し外れますが、前節の議論をふまえれば、これが起承転結だと見破るのは容易かと思います。

復習をかねて説明します。

まずはこれが不可分な1まとまりであり、4つに分割される(この論点はアニメソングのサビ全体を対象にする場合は不必要です)ことですが、これは執拗な「り」の押韻と、単純に文章(正確には名詞句)がそれらの部分では完結しないことによります。

さて、1行目と2行目は意味的(いずれも「多種多様」という意味の広がりを持つ)にも音声的にも(××ぉりぉり)音楽的にも(メロディ)近く、起承(似た意味の繰り返しで連続をつくる)と解釈して問題ありません。
転には何かしらの変化が必要となります。まずは、音楽的な変化、すなわちメロディの変化です。3行目は1-2行目と明らかに曲調が変わります。また、メロディほど明確ではありませんが、意味的な変化もあります。「のんびり」という語には「多種多様」という意味の広がりがないため意味的にも切れるのです。一方で、先ほどほど完全ではないものの、「り」という文末の韻は維持され、修飾される名詞が登場しないことにより、起承との連結は維持され、まだ次があることが暗示されます。
最後、結となる「Everyday」で以上の3行が、「毎日」という語を修飾する3つの言葉であったことが示され、もちろんそれは意味的におかしなものではないながら、2度繰り返された「多種多様」、あるいは「変化」と「のんびり」によって意味の広がりがうまれ、大きな魅力を成す一節となっています。

 

〇起承転結サビの希少性

 

私は今までサビの話をしていたはずなのですが、なぜ「おーぷん☆きゃんばす」という、その前提からは外れる変則的な例を持ち出したのか、疑問に思う方もいるかと思います。

 

その理由は非常に簡単です。実は、歌詞が起承転結になっているサビは非常に珍しいのです。

 

私はそこまで音楽を聴くほうではなく、詳しい方からすれば異論の余地はあるかもしれませんが、この概念を思いついたとき、当時自分の参照できた数百(少ない)の曲を聴き直したのですが、該当する曲はほぼ皆無でした。それ以来も折に触れて意識してみはするものの、ほぼ見つかりません。

 

以下、私がかろうじて見つけることができた、しかし不完全な例を紹介します。

 

雨上がり歩く並木道/
サクライロノキセツの中で/
階段上ってく/
愛のゴールを/信じてゆく/

「サクライロノキセツ」(作詞:tororo*7

 

まず、上の1,2行目として取り出した箇所は、さっきまでの話では本来3,4行目とすべき箇所であり、その時点でわたしたちが探しているものとは大きく異なります。
この曲は、3,4行目とサビ以後の2行でかろうじて起承転結を成します。しかし、それもどちらかというと音楽的な意味での「転」(「階段」のところの曲調の変化)が前面に出ており、歌詞単体で見た場合は微妙です。

(のっけからコメントに困る例で申し訳ないのですが、この程度のものでさえ、非常に貴重です。
あたりまえですが、起承転結サビの有無と曲の良しあしに直接関係はありませんので、べつにこの曲を非難しているわけではありません)

次の例を見てみましょう。

 

ねぇ、悲しみは そう、悲しみは/同じ向きじゃなくて/
ボクらしく そう、キミらしく/ただ夜空を見つめる/
鮮やかに萌ゆ Ah-- まばゆいプライムが/
今、微笑み返した あの日と違う色で…/

「キミと夜空と坂道と」(作詞:志倉千代丸*8

 

こちらも聴いてみればわかるのですが、言葉というよりは音楽的な意味での起承転結のほうが前面に出ています。通しで聴くとわかるように、アニメソングの通常のつくりを踏襲しつつもその比率がかなり独特であり(Aメロが異様に短く、Bが長い)同様のことがサビで起こっているものと推測されます。

もちろん、歌詞自体にも「転」があり、「ボク」と「キミ」の話が急に「プライム」に転換する様は見事ですが、4行目の「結」での回収は完全なものとは言えません。

以上2例で分かる通り、単なる歌詞の起承転結よりも、音楽の側面での起承転結のほうがよく見られるのかもしれません。しかし、(私にとっては)残念なことに、その上にのる詞が同様の構造を持つことはありません。他にも、『ホワイトアルバム』のオープニングテーマである「深愛」も同様の例として挙げられますが、略します。

 

数百の曲をここで取り上げて分析するわけにもいかないので、この程度としますが、
試しにみなさんのきける範囲の曲を調べてみると、該当するものはほぼないことに気が付くかと思います。


ClariS コネクト


では、完全な「起承転結サビ」とは、観念的な空想に過ぎないのでしょうか?

必ずしもそうではないようです。私の知る唯一の例外を挙げ、この稿を締めくくろうと思います。

 

目覚めた心は/走り出した未来を描くため/
難しい道で立ち止まっても/空は
きれいな青さで/いつも待っててくれる/だから怖くない/
もう何があっても挫けない/

「コネクト」(作詞:渡辺翔*9

 

これがほぼ完全な起承転結を成すことはもうご理解できるでしょう。
1行目で「走り出した」心は2行目で自然に「立ち止ま」ります。ここまでで起-承をなします。

「転」はここでいきなり、全く無関係な「空」を持ち出すことで現われます。この曲のメロディ自体は先ほどの「キミと夜空と坂道と」のような起承転結がたではなく、強いて言えば起結起結に近いものであり、上に乗る詞も放っておけばそちらと解釈されてしまいますが、その大きな断絶は「空は」という言葉をぶつけることで乗り越えられます。

そして、若干理屈に謎はのこるものの、「空」が持ち出された理由を「だから怖くない」と回収し、「走り出し」「立ち止まっ」た心に主体がもどり、それが「挫けない」ことによってこの連が締めくくられます。

この4行を半分に分けてしまえば後半3,4行目の意味は不完全にしか成立せず、後ろの歌詞と入れ替えるなど不可能です。


〇終わりに


以上、「起承転結サビ」なる概念と、それを最高の形で具現した「コネクト」を紹介しました。この曲のどこまでも伸びて行くようなサビはこの構造からうまく説明することができなくもない気がしており、多少は有益な分析ができたのではないかと自負しています。

とはいえ、この四葉のクローバーのような、理解は簡単でも見つけるのが難しい「起承転結サビ」という概念の可能性はまだこれのみ出尽くされるわけではありません。たとえば、起承転結のメロディに起承転結のサビがのった例を私は知りませんし、この概念を拡張し、曲の別の構造にあてはめたり、べつの基数(たとえば3)で考察したりと、課題は山積みです。

よくわからない記事ですが、誰かの何かの役に立てば幸いです。

(もし、ほかの例をご存知だったら教えてください)

*1:ハレ晴れユカイ」 作詞:畑亜貴、作曲:田代智一、編曲:安藤高弘、テレビアニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』エンディングテーマ

*2:「only my railgunonly my railgun」 作詞・作曲 :八木沼悟志 yuki-ka(作詞)、歌:fripSide、テレビアニメ『とある科学の超電磁砲』オープニングテーマ

*3:「イエスタデイ」 作詞・作曲:藤原聡、編曲:蔦谷好位置、歌:Official髭男dism、アニメ映画『Hello World』主題歌

*4:「空の青さを知る人よ」作詞・作曲:あいみょん、編曲:近藤隆史、立崎優介、田中ユウスケ、岡村美央(ストリングスアレンジ)、アニメ映画『空の青さを知る人よ』主題歌

*5:興味深いのは、ここで挙げたリズムと拍子とが明確に相関するわけではない点です。てっきり3を最小単位とするリズムやサビ概念は3拍子の曲に現れるかと考えていたのですが、どうもそうではないようです。たとえば、私が3拍子のアニメソングと聞いて思い浮かぶのは、『失われた未来を求めて』のオープニングテーマである「Le jour」ですが、このサビは既述した方法で4分割でき、起結起結のリズムとなります。
この理由は様々に考えられますが、一つには3のサビのためには、まず音楽上3を基数とする構成をとらざるを得ないということが考えられます。そういう意味では、起承転結サビよりも希少な存在なのかもしれません。
(といっても、絶句や律詩だけでも無限にある2や4と違って、3によって構成された文学史上最も偉大な詩といえばほぼ一択なので、対象が明確なだけいざ着手すれば分析自体は楽かもしれません)

*6:おーぷん☆きゃんばす」 作曲:ZAQ、編曲:A-bee、歌:ゆの(CV.阿澄佳奈)、宮子(CV.水橋かおり)、ヒロ(CV.後藤邑子)、沙英(CV.新谷良子)、乃莉(CV.原田ひとみ)、なずな(CV.小見川千明)、テレビアニメ『ひだまりスケッチ×ハニカム』オープニングテーマ

*7:「サクライロノキセツ」 作詞・作曲:tororo、編曲:Angel Note、歌:yozuca*、テレビアニメ『D.C.S.S.ダ・カーポ セカンドシーズン~』オープニングテーマ

*8:「キミと夜空と坂道と」 作詞・作曲:志倉千代丸、編曲:編曲:磯江俊道、歌:いとうかなこ、テレビアニメ『Myself ; Yourself』エンディングテーマ

*9:「コネクト」 作詞・作曲:渡辺翔、編曲:湯浅篤、歌:ClariS、テレビアニメ『魔法少女まどか☆マギカ』オープニングテーマ